セルフ鍵交換をする場合は新しいシリンダーを購入する費用のみで対応できます。
通常のシリンダー錠交換であれば、プラスドライバーが必要になるので手元に用意がなければ工具を買う費用がかかります。ドライバーの先端がネジ山に対して少し太めのものを活用しましょう。100円均一で売っているものでも問題ないですし1,000~2,000円くらいのドライバーを買うとネジ山を潰すリスクを減らせます。
施工時間はプロであれば5分程度で可能です。素人でも半数以上の人が15~30分程度で終わります。
作業内容としては、ネジを2~6個外して、ピンを抜いて鍵を交換。再度ピンをはめて固定したらビスを取り付ける内容です。ネジ山を潰すなど大きなトラブルがなければ、DIYが苦手な素人でも数時間かかってしまうことはありません。
施工時間が短くてプロに依頼すると作業工賃が高いため、セルフ鍵交換に挑戦する価値が高いです。
また、別ページに効率よくセルフ鍵交換をするために必要な工具を、具体的に紹介した記事があるので参考にしてみてください。
大手通販サイトの売れ筋商品の価格は以下の通りです。
3千円~5千円
5千円~1万円
1~3万円
鍵の値段はピンキリですが、通販で鍵単体を買うと、鍵業者が使っているブランド品も30~50%OFFの価格で購入できます。セルフ交換は安い費用で交換できるので、浮いたお金でランクを少し上げることもオススメです。
セルフ鍵交換で重要なのが、シリンダー錠にぴったり合う規格の商品を選ぶことです。
取り外しをする側面部分にメーカー、商品名などが記載されています。情報を販売店に伝えて、サイズの合う鍵を購入する必要があります。確認する情報が違うと近所のホームセンターを往復して確認作業を繰り返してしまうことがあります。
時間をかけたくない場合は、電話サポートのある通販サイトを活用すると良いでしょう。購入するまでの過程で、5分から数時間ほどの時間がかかります。
ネット通販でベストセラーになっているのが、スマホを活用したハンズフリーオートロックです。
鍵はオートロックになるので閉める必要はなく、開錠はスマホを近づけるだけで開けられるハンズフリー機能と、スマホ操作による開錠機能が用意されています。
先進の電子キーで、取り付け方法はドアの裏側のつまみ部分に付属の両面テープで貼り付けるだけです。取り付けに5分ほどとスマホの設定に10分あれば利用できます。
電池切れや通信不調のトラブルが起こった時は、外側から従来の鍵を使う仕組みなので防犯性能の向上では意味がありません。
お金に余裕があればディンプルシリンダーの交換と電子ロックの増設を行うと利便性と防犯性の双方が向上します。
スマホを活用した電子ロックの「Qrio Lock (キュリオロック) 」はAmazonで約2万3千円で売られています。工事不要の簡単取り付けなので賃貸住宅でもオススメです。
また、スマホアプリを通じて誰が開錠したかの履歴を確認できるので、子供や家族の帰宅状況を共有できるメリットもあります。