工作やコンピューターのプログラミングが得意な方が、スマートロックを自作する事例が増えています。
昨今はSNSやブログを通じてスマートロックの自作方法を解説する情報が増えていて、誰でもネットの情報を参考にスマートロックを自作することが可能です。
実際に自作した方は既製品を買うよりも安くなると紹介していますが、素人が挑戦する場合は失敗リスクと作業時間を考慮してください。
自作で安く作れた場合でも材料費で5,000円以上かかります。
1万円前後の予算があればレビュー評価の高い既製品を買えるので、スマートロックは自作よりも購入するべきです。
スマートロックを自作する人は以下の目的を持っています。
自作に自信がある方は、カスタマイズやコスト面でメリットを得られます。
プログラミングや電子機器の工作に自信がある方は、材料費と手間、失敗リスクを認識した上で挑戦してみる価値があるでしょう。
昨今は3Dプリンターを買った理由で自作に挑戦する方や、ホームスピーカー連動など既製品にはない機能を加える目的で自作する人が増えています。
スマートロックを自作するために必要な材料は以下の通りです。
スマートロックには複数の種類があり、ここで紹介するのは現在主流になっているサムターンと連結させるタイプです。
スマートロックの種類や既製品の取付方法を知りたい方は、こちらのページをご覧になってください。
マザーボードだけでも4,000~6,000円ほどするので、1万円前後で既製品を買えることを考えれば、コスト的なメリットは少ないです。
中古で安く材料を探せる方や、他にも電子機器を自作していて飽きた際にマザーボードを他の用途で使える場合は自作する価値が高いでしょう。
本体を上手に作ることにもコツがあり、見栄えが悪くなると値段に見合った価値を感じられなくなる恐れがあります。
スマートロックは信頼できる大手メーカーの既製品でも1万円前後で買うことができます。
自作した場合の材料費や手間を考えた場合、自作ではなく既製品を買うべきです。
工作が好きな方や既製品よりも高機能もしくは自分の使い方にあったカスタマイズをできる方は自作する価値があるでしょう。
一番の難関はプログラミングですが、先駆者が公開しているネット情報によってプログラミングが苦手な方でも自作することが可能です。
ただし、自作も相応の材料費がかかることを考えれば、スマートロックを安く導入するコスト面以外に目的がある場合を除いて自作はおすすめできません。
既製品は補助電池を利用するなど、トラブル防止への配慮が徹底されています。
自作する場合はトラブルによって鍵開けが必要な状況にならないように注意してください。